ランドクルーザー70のディーゼルモデルが再販されるというニュースは、多くのファンにとって待望のものでしょう。
この記事では、2023年モデルのランドクルーザー70 ディーゼル再販について詳しく解説します。
再販モデルは直列4気筒、2.8L ディーゼルターボエンジンを搭載し、そのパワフルな走行性能と燃費のバランスが特徴です。
また、新たに6AT(オートマチックトランスミッション)が採用され、より幅広いドライビングスタイルに対応します。
さらに、オーストラリア市場でのランドクルーザー70の特性を参考に、日本市場でもその堅牢なボディと高い走行性能が期待できます。
記事のポイント
- ランドクルーザー70 ディーゼル再販モデルのエンジンスペック
- 新たに採用される6AT(オートマチックトランスミッション)
- オーストラリア市場でのランクル70の特性
- 再販モデルの販売価格の予想
ランドクルーザー70 ディーゼル再販!2023年
ランドクルーザー70 ディーゼルの再販が話題となっています。
この記事では、その詳細について解説します。
- ランドクルーザー70の再再販は何年?販売期間は?
- ランドクルーザー70のデフロックとは
- 何人乗り?
- 2023年予約は8月10日前後と予想
- ボディカラーを考察
ランドクルーザー70の再再販は何年?販売期間は?
ランドクルーザー70、通称ランクル70の再販は、2014年に1年間限定で行われ、その再販が大きな話題となり人気が再燃しました。
その後、2023年に再度の再販(再再販)が予定されています。
この再販はランドクルーザー70の40周年を記念したもので、9月頃からの販売開始が有力とされています。
しかし、具体的な販売期間についてはまだ明らかにされていません。
2015年の再販では、バンタイプが約5,500台、ピックアップタイプが約1,500台の合計約7,000台を販売しました。
その反響は予想外で、販売期間終了後も中古車市場でプレミアム価格が付けられました。
この成功を受けて、2023年の再再販については、トヨタディーラーの営業マンから情報を聞いたユーザーもいるようで、見込み客へ少しずつ情報が行き渡っているようです。
再再販モデルのナナマルは乗用車登録の3ナンバーになるようです。
これにより、ナナマルの特徴でもある必要最低限のインテリアにも高級感をプラスするかもしれません。
また、オーストラリア市場で販売するランドクルーザー70のボディカラーは6色あり、ワインレッドのMERLOT RED、ベージュのSANDY TAUPEも用意されています。
さらに、ランドクルーザー70の再再販は、その堅牢なボディと高い走行性能から、多くのファンを持つランドクルーザー70の再販が待ち遠しいです。
販売期間についてもまだ明らかにされていませんが、大きな期待が寄せられています。
ランドクルーザー70のデフロックとは
デフロックとは、ディファレンシャルロックの略で、四輪駆動車において重要な機能の一つです。
これは、車輪が滑った際に駆動力を均等に分配することで、車両の走行性能を向上させるものです。
ランドクルーザー70にもこのデフロックが搭載されており、オフロード走行時のパフォーマンスを高めています。
デフロックの操作は、ステアリングコラムの左に位置する電動デフロックスイッチで行います。
車輪がスタックした場合には、リヤデフ、あるいはリヤとフロント両方のデフをロックすることができ、空転している車輪の反対側にも駆動力を伝えて脱出を助けます。
ただし、この機能は8km/h以下での走行時に限り使用することが推奨されています。
デフロックの仕組みを理解するためには、まずディファレンシャルギヤ(デフ)の役割を理解することが重要です。
クルマが直進時はもちろん左右のタイヤは同じ回転数で回ります。
そして左右に曲がるときは、イン側のタイヤよりアウト側のタイヤのほうがより距離があるため多く回転しながら駆動します。
この動作を円滑にしているのがデフです。
たとえばFR車の場合、エンジンからプロペラシャフトを通じてリヤデフケース内に伝わる動力はリングギヤを介してデフピニオン、サイドギヤに伝わり、ドライブシャフトを回転させてタイヤに駆動を伝えます。
直進時はデフピニオンとサイドギヤは回転せず、リングギヤの回転がドライブシャフトに伝わります。
コーナリング時はデフピニオンとサイドギヤが回転しながら左右バランスを取りながら駆動力を振り分けます。
しかし、タイヤがしっかり路面にグリップしているときはすばらしい機構ですが、ひとたび駆動輪の片輪が路面から離れたり、泥で滑ったりすると大変です。
駆動力は路面の抵抗が少ないほうに行ってしまい、路面にグリップして抵抗があるもう片輪には動力が伝わらなくなってしまうからです。
人間と同じで、ついつい楽なほうに流れてしまう感じです。
そんなときにデフピニオンとサイドギヤを固定することで、左右両輪を串刺しにしたように、抵抗に関係なく同じ回転で回すようにするのがデフロックです。
こうすることで片輪が路面にグリップしていなくても、グリップしているもう片輪に駆動力を伝えてスタックから脱出できます。
ランクル70は何人乗り?
ランドクルーザー70復刻モデルは、5人乗りです。
スペック項目 | モデル1 | モデル2 |
全幅 | 1,870mm | 1,770mm |
全高 | 1,920mm | 1,950mm |
車重 | 2,120kg | 2,220kg |
乗車定員 | 5名(リアシート折り畳み時は2名) | 5名 |
2023年予約は8月10日前後と予想
前述の通り、ランドクルーザー70の再販は、2023年の9月頃に予定されています。
そのため、予約についても同年中に開始される可能性が高いです。
ただし、具体的な予約開始日や方法については、現時点ではまだ公表されていません。
再販当時の2014年の発売日及び先行予約開始時期を参考にすると、2014年8月25日に期間限定で受注が開始されました。
早い方では、8月初旬から先行予約が開始されていました。
今回の再再販は9月という情報しか分かっておりませんが、再販当時の先行予約は、発売日から約3週間程前から開始されていました。
したがって、9月末の発売であれば9月初旬から、9月初旬に発売するのであれば8月10日前後くらいから先行予約が開始される見込みです。
最近のトヨタの先行予約時期を見てみると、発売日の1か月ほど前から開始されているような印象があります。
したがって、個人的には、7月後半から8月後半から先行予約が開始されると予想されます。
販売の仕方もまだ明確ではないですが、期間限定、台数限定、抽選の可能性もあります。
そのため、早い段階から販売店に赴き購入する意思を伝えておいた方が良いでしょう。
そして先行予約開始と同時に契約することをオススメします。
それまでに購入の意思や予算の確認はしておくと商談がとてもスムーズに進むでしょう。
2024年の再再販は?
ランドクルーザー70の再販は2023年から始まると予想されていますが、その販売が2024年にも続くかどうかは未定です。
前回の再販が1年間限定だったことを考えると、今回も限定的な販売となる可能性があります。
しかし、その詳細はまだ明らかにされていません。
ボディカラーを考察
ランドクルーザー70の再販について、カラーバリエーションは非常に注目されるポイントです。
前回の再販では、クラシックなカラーが採用され、そのレトロな雰囲気がファンから高い評価を受けました。
今回の再販でも、その伝統を踏襲する形で、様々なカラーバリエーションが用意されることが予想されます。
具体的には、オーストラリア市場で販売するランドクルーザー70のボディカラーは6色あり、ワインレッドのMERLOT RED、ベージュのSANDY TAUPEを含む以下の6色が用意されています。
- FRENCH VANILLA
- SILVER PEARL
- GRAPHITE
- MERLOT RED
- SANDY TAUPE
- MIDNIGHT BLUE
上記のカラーバリエーションは、ランドクルーザー70のクラシックなデザインを引き立てるとともに、ユーザーの個性を表現するための選択肢を提供します。
また、これらの色はオーストラリア市場での販売を基にしているため、日本市場での販売に際しては、一部の色が変更される可能性もあります。
ランドクルーザー70 ディーゼル再販の詳細
次に、ランドクルーザー70 ディーゼル再販の詳細について見ていきましょう。
- 車両本体価格は400万円強か?
- 6AT(オートマチックトランスミッション)
- リッター何キロ走る?
- 燃料タンク容量は?
- エンジンは何気筒?
車両本体価格は400万円強か?
ランドクルーザー70の再再販について、価格も多くの人々が注目しているポイントの一つです。
2015年の再販時の価格が3,600,000円であったことから、2023年の再販価格はそれを上回る可能性があります。
具体的な価格はまだ公表されていませんが、ランドクルーザー70の人気とその性能を考えると、それなりの価格が設定されることが予想されます。
2015年の再販モデルでは、バンとピックアップトラックの2種類が販売され、バンは車両価格が3,600,000円から、ピックアップトラックは3,500,000円からでした。
これを参考に、2023年の再再販モデルの価格を予想すると、ランドクルーザー300系の価格差474,400円を加えた4,074,400円前後になると考えられます。
また、2023年の再再販モデルは、オーストラリア市場で発売されるモデルをベースに開発が行われており、その中には立体的な独立ウインカーの採用や独立した丸目ヘッドライトの復活など、ナナマル感たっぷりの仕様が含まれています。
これらの要素を考慮すると、価格はそれなりになると予想されます。
さらに、2023年の再再販モデルは、1ナンバーから3ナンバーに変更される予定で、これにより普段使いにも最適なモデルになると予想されています。
インテリアやマルチメディア機能が向上する可能性もあり、これらの要素も価格に影響を与える可能性があります。
6AT(オートマチックトランスミッション)
前回の再販では、5MT(マニュアルトランスミッション)のみの設定でしたが、今回の再販では、6AT(オートマチックトランスミッション)が採用されるとの情報があります。
これにより、より幅広いドライビングスタイルに対応できるようになるでしょう。
また、今回の再販モデルはオーストラリア市場で販売するモデルをベースに開発が行われています。
そのため、オーストラリア市場でのランドクルーザー70の特性を参考にすると、より詳しい情報を得ることができるでしょう。
なお、再販モデルは3ナンバーの乗用車登録になる予定で、これにより車検間隔が2年ごとになり、高速道路の休日割引などが利用可能になるとのことです。
これは日常的にランドクルーザー70を使用するユーザーにとっては大きなメリットとなります。
リッター何キロ走る?
ランドクルーザー70の燃費は、その大きなボディとパワフルなエンジンを考慮すると、それほど高いものではありません。
オフロード性能と耐久性を考えれば、燃費はあまり重要なポイントではないかもしれません。
具体的な燃費数値については、再販モデルのスペックが公表され次第、明らかになるでしょう。
なお、一部ではランドクルーザー70の燃費について、街乗りでリッター4kmくらい、高速で6~7kmくらいという情報があります。
燃料タンク容量は?
ランドクルーザー70の燃料タンク容量は90リットルです。
大きなボディサイズとオフロード走行を考慮すると、相応に大きなものとなっています。
これにより、長距離のドライブや、ガソリンスタンドが少ない場所での走行でも安心です。
スペック項目 | 詳細 |
車両型式 | 1HZ |
エンジン形式 | 直列6気筒SOHC |
乗車定員 | 5名 |
タイヤサイズ | 215/80R16 |
ドア数 | 3ドア |
燃料 | ハイブリッド |
燃料タンク容量 | 90L |
ブレーキ(前) | Vディスク式 |
ブレーキ(後) | ドラム式 |
サスペンション | コイルスプリング式 |
エンジンは何気筒?
ランドクルーザー70のエンジンは、モデルにより異なります。
2023年の再販モデルでは、直列4気筒、2.8L ディーゼルターボエンジンが搭載されるとの情報があります。
エンジンは1GD-FTV型と呼ばれ、最高出力は204ps/3000-3400rpm、最大トルクは51.0kgm/1600-2800rpmを発揮します。
このエンジンは、2009年からランドクルーザープラドに搭載されており、低回転から力強いトルクを発揮するのが特徴です。
また、ランドクルーザー70プラドの型式によってもエンジンは異なります。
前期(1990年~1993年)のモデルでは2.4リッター直列4気筒ディーゼルターボの2L-TE型が、後期(1993年~1996年)のモデルでは3リッター直列4気筒ディーゼルターボの1KZ-TE型がそれぞれ搭載されています。
なお、2015年に再販されたランドクルーザー70では、ガソリンエンジンの1GR-FE型が搭載されていました。
このエンジンは総排気量4.0Lで、最高出力は231ps/5200rpm、最大トルクは36.7kgm/3800rpmを発揮します。
ただし、最高値を出す出力とトルクの回転数が高いため、低速域では2023年の再販モデルの1GD-FTV型エンジンの方が優れていると考えられます。
ランドクルーザー70 ディーゼル再販について総括
記事のポイントをまとめます。
ランドクルーザー70 ディーゼルの再販が話題となっている。
2023年には再度の再販(再再販)が予定されている。
この再販はランクル70の40周年を記念したもの。
販売開始は9月頃が有力とされている。
再販の車両本体価格は400万円強と予想されている。
6AT(オートマチックトランスミッション)が採用されるとの情報あり。
2023年の再販モデルでは、直列4気筒、2.8Lディーゼルターボエンジンが搭載されるとの情報あり。
エンジンは1GD-FTV型と呼ばれ、最高出力は204ps/3000-3400rpm、最大トルクは51.0kgm/1600-2800rpmを発揮する。
ランドクルーザー70プラドの型式によってもエンジンは異なる。
- 前期(1990年~1993年)のモデルでは2.4リッター直列4気筒ディーゼルターボの2L-TE型
- 後期(1993年~1996年)のモデルでは3リッター直列4気筒ディーゼルターボの1KZ-TE型
前回の再販では、クラシックなカラーが採用され、そのレトロな雰囲気がファンから高い評価を受けた。
再販は2023年から始まると予想されているが、その販売が2024年にも続くかどうかは未定。